ぶつかり稽古

自分は円滑に物事を進めたいタイプなので、微妙なことがあったらすぐに折れがちだし、何かしらの折衷案でその場を乗り切ろうとする。それが良い場面もあるけれど、大抵の場合とびきりいいものを作るためにはぶつからなくてはならないんだった。

チームのコンディションが良いとしても、なあなあで仲良しクラブでも困る。結局のところ我々は成果を出すためにいるのであって、のらりくらりと遊んでいるだけでは意味がない。きちんと課題に向き合って、今やるべきことを明確にし、きちんと意識をもって取り組んでいかなくてはならない。

ナイスさを持つことは重要だと思っている。でもそれはソフトでいることではないんだろう。きちんとメリハリを付けてこそナイスになるのかもしれない。楽しい空間に居続けることは心地が良いけれど、いつまでもそれでいて良いかというとそうではないんじゃないかと思えてくるし、このバランスが難しい。人は易きに流れる。


ぶつかる、というキーワードが出た時にぶつかり稽古を思い出した。きっとぶつかり稽古は見ていても楽しくないでしょう。やる側もやられる側もつらいことが多いと思う。それでも少なくともぶつかり稽古してもらう側は成長しているわけです。僕はrookieだから、毎日成長していかなくてはいけない。そのために会社はコストを払ってくれている。最近はそういった気持ちを忘れていたと思う。

ryopeko.hatenablog.com

そういえばコーディングの文脈でもぶつかり稽古というのはあった。調べてみたら似たようなことが書いてあったので記事を貼った。なんとなくこの気持を忘れてはいけないと思ったので書き留めておくことにした。